目のクマと血流の関係|医師が解説する青クマ改善のポイント

健康・美容

朝起きて鏡を見ると、目の下に青っぽいクマができている──そんな悩みを抱える方は少なくありません。この青クマは血流の滞りが大きな原因とされ、医師や研究機関からも改善方法が示されています。本記事では、医療機関や研究の一次情報をもとに、目のクマと血流の関係を整理します。

目の下のクマに悩む女性のイメージ
出典: 医療法人社団MYメディカルクリニック

青クマは目の下の毛細血管の血行不良が原因

美容皮膚科タカミクリニック副院長の山屋雅美医師は、目の周りの毛細血管の血行不良が青クマの原因であり、酸素不足の静脈が薄い皮膚から透けて見えることで青っぽく映ると解説しています。MYメディカルクリニック渋谷の笹倉渉医師(麻酔科標榜医・日本医師会認定産業医)も、下まぶたを引っ張るとクマの色が薄くなるのが青クマの見分け方だと示しています。

カシスポリフェノールで血流が約10%改善した研究

2005年5月25日、神戸大学名誉教授の市橋正光氏と明治製菓食料健康総合研究所の松本均主任研究員らが発表した共同研究では、30〜45歳の女性33人(平均35.4歳)にカシスポリフェノール130mgを摂取してもらった結果、90分後に目の下の血流が約10%上昇し、黒ずみが約5%減少したことが報告されています。改善が確認されたのは66部位中44部位でした。

目元のケアを行う女性
出典: 医療法人社団MYメディカルクリニック

医師おすすめのセルフケア:温冷ケアとマッサージ

タカミクリニックの解説では、蒸しタオルと冷たいタオルを5分ずつ交互に2〜3回目元に当てる温冷ケアが推奨されています。さらに薬指を使い、こめかみから目の周りを優しく指圧する目元マッサージも有効です。MYメディカルクリニックでも、ホットアイマスクで目元を温めることや、温かい飲み物の摂取が改善方法として挙げられています。

全身の血流改善が部分ケアより重要

2020年6月17日にテレビ東京プラスで公開された記事では、石原新菜医師が「目の下のクマは瘀血(おけつ)という血液循環が悪い状態が原因で、部分的なケアより全身の血流改善が重要」と解説しています。具体策としてウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、スクワット、ゆっくり湯船に浸かる入浴、生姜やネギ・タマネギといった体を温める食品の摂取が紹介されています。

クマには3種類あり見分けが大切

MYメディカルクリニックによれば、クマには「青クマ(毛細血管の透け)」「黒クマ(凹みや影。約95%がこのタイプ)」「赤クマ(眼輪筋の透け)」の3種類があり、原因が異なるため対処法も変わります。血流改善で対応できるのは主に青クマであり、黒クマや赤クマは医療機関での相談が望ましいとされています。

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