2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、台湾代表の主将である陳傑憲(チェン・ジェシェン)選手が、左手指の骨折を抱えながら代走として出場し決勝点を奪った試合が大きな話題となっています。アジア勢の対戦結果が気になる方に向けて、公式ニュースで確認できた事実のみを整理しました。

2026年3月8日 東京ドームで台湾が韓国に5対4で勝利
中央通訊社(CNA)の図文速報によると、2026年3月8日に東京ドームで行われたWBCプールCの台湾対韓国戦は、9回終了時点で4対4の同点となり、延長10回はタイブレーク制で行われました。台湾が10回表に勝ち越して最終スコア5対4で韓国を下しています。WBCの公式戦で台湾が韓国に勝利したのは大会史上初めての出来事です。
左手人差し指の骨折を押しての代走出場
Focus Taiwanの2026年3月13日付の報道によると、陳傑憲選手は3月5日のオーストラリア戦の6回表に時速93.6マイル(約150.6km/h)の4シームを左手に受け、左手人差し指の遠位骨折と診断されました。回復には4〜6週間を要するとされ、保護スプリント着用での軽運動が許可された段階です。日本戦とチェコ戦は欠場しましたが、最終戦の韓国戦で代走として復帰しました。

10回表の決勝点シーンの流れ
中央廣播電台(RTI)の2026年3月8日付の報道によれば、延長10回はタイブレーク制で台湾の攻撃は無死一・二塁から始まり、二塁ランナーとして陳傑憲選手が代走に入りました。続く代打の蔣少宏選手が犠打で送り、9番の江坤宇選手も犠打を決め、陳傑憲選手が本塁を踏んで勝ち越しの1点を挙げています。
所属チームと一戦の意味
陳傑憲選手はCPBLの統一7-ELEVEnライオンズに所属する外野手で、台湾代表のキャプテンを務めています。骨折を押しての代走出場で勝ち越し点に直結したプレーは、台湾代表が大会で歴史的な対韓国初勝利をつかむうえで決定的な1点となりました。
参考情報
- 中央通訊社(CNA) – WBC經典賽圖文直播 陳傑憲延長賽代跑摘致勝分 台灣5比4勝韓國(2026年5月4日参照)
- Focus Taiwan – Uni-Lions star Chen Chieh-hsien out 4-6 weeks with fractured finger(2026年5月4日参照)
- 中央廣播電台(RTI) – 台韓大戰延長賽 陳傑憲上場 台灣取得1分領先(2026年5月4日参照)


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