梅雨や結露の季節になると、壁紙のすみに黒い点々が広がってきて気になる方も多いはずです。本記事では、DIYショップRESTAやサンゲツなどメーカー公式情報をもとに、壁紙のカビ取り手順と再発を防ぐ防カビ対策を5つの観点でまとめました。湿度の目安や使用する道具、機能性壁紙の種類まで、まず押さえておきたい基本を一気に確認できます。

1. 壁紙にカビが生える原因とは|湿度70%超えが分岐点
RESTAの解説によると、カビが活発に繁殖し始める湿度は70%以上。逆に60%以下に保つとカビは生えにくくなります。北側の部屋、家具裏、押入れ、洗面所など空気が滞る場所はとくに注意が必要です。まずは換気と除湿で湿度を下げることが、防カビの第一歩になります。
2. 表面カビの落とし方|アルコールか中性洗剤で優しく
ビニールクロスの表面に付いた軽いカビは、消毒用アルコールでふき取るか、水で薄めた食器用中性洗剤を含ませた布で優しくこすって落とします。塩素系の強い薬剤は壁紙の柄を脱色させることがあるため、必ず目立たない場所でテストしてから使うのが鉄則です。マスク・ゴム手袋・ゴーグルの着用も忘れずに。

3. 下地までカビた場合の手順|張替え前にやるべき4ステップ
壁紙の裏側や石膏ボードまでカビが達している場合、表面処理だけでは再発します。RESTAは次の手順を推奨しています。
①薄めたカビ取り剤をスポンジに含ませ、カビ部分を優しくふき取る。
②2〜3時間置いてから水拭きで薬剤を除去。
③下地塗布型の防カビ剤をローラーで塗布。
④防カビ機能付きの壁紙のりで新しいクロスを貼る。
免疫力が低い乳幼児や高齢者がいる家庭では、無理せずクリーニング会社へ依頼するのも選択肢です。
4. カビにくい壁紙に張り替える|サンゲツ「吸放湿壁紙」の特徴
サンゲツ公式サイトによると、機能性壁紙には大きく3タイプあります。吸放湿壁紙は紙おむつにも使われる吸水性ポリマーで湿気を吸収し、乾燥時に放出。通気性壁紙は壁紙自体に透湿構造があり湿気を逃がします。珪藻土壁紙は調湿と消臭を兼ね備え、結露の発生を抑える設計です。玄関・洗面・トイレ・クローゼットなど空気がこもりやすい場所におすすめされています。

5. 日常でできる予防策|換気・家具配置・拭き掃除
現在販売されている壁紙の多くは防カビ加工済みですが、結露が続けば加工層を超えてカビは生えます。1日数回の窓開け換気、家具を壁から数センチ離す、結露をこまめに拭く、除湿機やサーキュレーターを併用するなど、湿度60%以下をキープする習慣がDIY・家メンテの基本になります。
参考情報
- DIYショップRESTA – 壁紙のカビ取り方法と予防方法|RESTA DIY教室(2026年5月4日参照)
- サンゲツ – カビ・結露を抑える調湿タイプ|壁紙の選び方(2026年5月4日参照)
- サンゲツ – 壁紙でお悩み解決<機能編>(2026年5月4日参照)


コメント